レイアウトを見ると、右の黒いボックスがPGM−CDIユニット。その左上にあるゴムカバーに覆われている のが、RCバルブコントローラーです。 |
右フレーム白カプラー左の黒いボックスがRCバルブサブコントローラーです。これがよく故障してRCバルブ作動不良を 引き起こす。このサブコンはいわば、バルブ作動補正装置のようです。中間域での補正らしい?新品は買えません。 |
故障したサブコンの配線をこのように切断する。ここで注意としては、サブコンが壊れているとを突き止めてすることです。 正常品をするのは無駄でもあるし、もったいない。配線復元可能にするためには、根元からではなく、少し残すといいでしょう。 |
3Pコネクターの配線加工。ギボシを使います。カーショップのキボシでもいいです。写真のはニチフというメーカーのPC2005というタイプでオスギボシ。裸線がないように確認しましょう。 |
6Pコネクターの配線加工。緑線は使用しないので絶縁処理します。茶/黒はコネクターから2本に分かれます。白/緑はオスギボシ を使い他はメスキボシにします。 |
拡大写真。こうすると判りやすいですか。 |
ピンボケしましたが、白/緑と茶/黒を結線します。茶/黒はどちらも同じなので、好きな方をどうぞ。 |
6Pコネクター配線(左側)と3Pコネクター配線(右側)と結線します。 |
完成した改造配線ASSY。 |
判りにくいという方へ接続図を書いてみました。 |
配線ASSY取り付け。このように取り回しするといいかな。 |
タイラップで配線固定します。これで完成!接続を良く確認してキーオンにしましょう。 乗ってどうかというと、街乗りレベルでは、変化はあまりなく普通に低速から高速までエンジン特性は いいです。厳密にいいますと、6000−7000までのスロットル半開以上で、ややタイムラグ 的な加速になる感じがしました。RCバルブも動作を見ると、作動がやや遅い感じですし、 回転停止がサブコン有りは確実に停止するのに対し、なしは停止からややふらつきします。 補正装置がなくなるためですか。でも動かないより大きくましになるのは間違いなしです。 改造した場合、きちんとエンジンOHしないと今度はRCバルブコントローラー 故障につながるので、大事に整備して乗り続けてほしいものです。 最後に、88フルパワーは最高!!だよね。 |