CBR250Rの館2

2011年2月に88CBR250Rを福岡のショップで購入
購入目的はきれいなカウル外装がほしかったため。
外装は中古探しが極めて難しいからです。
まるごと買った方が容易で価格も23万円弱と
考えれば高くない。
2011年は88トリコロールカラーで走ってましたが
買った88CBRがあまりにも程度が良く
部品取りにはもったいないとの判断で、レストア
することにし、完成したらこちらをメインにしようかと
思って実施することにしました。
程度がいいということは、整備に於いて苦戦はないかもしれません。
2ヶ月の時間を設けて、理想に近い88CBR250Rへ
仕上げていきます。

  今から整備に入る88CBR250R。外装は交換してあり89のもの。ホイールは事前に 取り外して、塗装してあるため、88NSRのものを仮取り付けしてある。
  まずはカウルなどの外装を外す。
  まずはメーター整備から。88CBRにはスピードリミッターは付いてません。しかしスピードランプ(80kmで点灯)は 付いてまして、今となっては不要の長物。点灯させないようにするためばらす
  これはスピード検知センサー基板。80キロでONします。これを外すか?
  それともランプの配線を外すか?どちらも困ったことが。配線の処理が必要なのと センサーASSY外すとメーターの裏を塞ぐ(配線部)対策が必要です。
  結局、一番簡単な方法であるランプを抜くことにした。
  次にフロント廻りを整備します。フォークOHするために、事前にトップボルトを緩める。 6角の17mmサイズが必要。
  トップブリッジの30mmサイズナットを緩める
  マフラーも外す
  フロントスタンドを使用し、ホイールを外す
  フォークを抜いて、トップブリッジASSYを外す。
  ロックナットを外し、ダストシールを取るとボールベアリングが見えます。ボールに錆びありで交換だね
  エンジン下部にジャッキを当てて固定し、フロントスタンドを外す。そしてボトムブリッジを抜く。 ベアリングレースも錆びと打コン跡があってNG。もちろんハンドリングは悪いはず。
  ボールもこのように状態は良くない
  フレームに付いている、レースをマイナスドライバーでたたいて抜く。注意点として少しずつ対角で打ち込みし抜くこと。 強引に強くたたくと、フレームパイプに歪みが発生し広がるとフレームがパーになりますよ。
  フレームはきれいに拭き取りましょう
  ボトムブリッジのレースをマイナスドライバーでたたいて抜きます。結構硬いです。
  外したレースとダストシール。ダストシールはこうなるので交換します。シャフトにキズが 入ったら、ペーパー修正する
  ベアリングとダストシールを用意。NSRと同じ部品ですよ
  シールをセットしてレースを手で入れる
 専用圧入工具をセットしてたたいて圧入する。これが確実です。気長にポンチでたたくのも いいでしょうが、キズ入ったらアウトですよ。 
  専用工具を使うとあっという間に出来て正確。シールが動かないくらいになったらOK
  フレームのレース圧入工具を用意。NSR用と共用です
  レース上下をセットして工具を使い圧入します。これを使うと早くできて楽チン。
  アッパーレースがきれいに入った
  ボトムも同じく
  ボールASSYを組み込みして、極圧グリースで埋める。
  ロックナットを締める。このトルク加減が一番難しい。おおよそ2Kのトルクで、ステムがごろごろと感じたら締めすぎ。 スムーズに軽く回るのもNG。ちょうどいいところは経験と勘がいりますね。ハンドリングに大きく影響します。
  手で感触をつかみ調整
  トップブリッジを組み込み
  続いてフロントフォークをばらす
  中のオイルを抜く
  ばらばらに分解しました。
  スライドメタル上のワッシャーの錆びがひどい
  新品のオイルシールを組み込み。専用圧入工具で打ち込む
  フォークオイルは車用のATFオイルを使用する。1400円くらいで性能もいい。 これお勧め。油面は基準95mmですが、89mmにしました。
  フォーク組み込みし、突き出しは10mmです。89CBRはこれがベストバランスでした。
  ボトムのボルトを3.5Kで締め付け
  事前に塗装したホイールと新品タイヤASSYをセット。きれいでしょ。
  次にフロントブレーキ整備へ。ブレーキASSYを取り外す
  事前に中古MC22マスターを購入していました。
  マスターを分解してピストンを取り外す。錆びとオイルカスがいっぱいあって汚い。
  新品ピストンを用意。シール2個はセルフで取り付け
  取り付け完了
  レバーは洗浄して、支点ピンをグリスアップして組み込み
  キャリパー整備へ。パッドピンの洗浄と錆びをペーパー修正
  キャリパーのピストンをエアー圧を使って外す・・・・・・が?
  右側が抜けない。やっとの思いで抜き取りに成功するものの、再度入れるとまた抜けない。
  原因はダストシール伸びでした。喰い込んでいるようで、これは交換あるのみ。しかし部品なしで手配へ
  2日後部品が届く。ブレーキ部品は共用が多く、生産中止になりにくい
  シールを組んで、ピストン入れ込みは簡単に。これで動きはOK
  デイトナゴールデンパッドを組み込みし、キャリパーサポートを組み込み
  ステンメッシュホースを事前に購入して組み込みへ
  ホースにスパイラルチューブを通す
  一通り組み込みしてオイル注入してエアー抜きへ。今回はなかなか抜けず苦労した。
  フロントブレーキ完成。タッチも完璧!ガチっとした感じ。
  次はリア廻りへ進む。電装、Rフェンダーをばらす
  ボルトが緩みにくいところがあり、タップ修正する
  シートフレームの取り外し
  ホイールを外す。スタンドは新しく買ったもの。ストレートで購入5000円
  サイドスタンドに錆びがあり、外して塗装することにした
  スタンドのゴムラバーを外すと、中にカラーがない。代用として6mmのエンジン用 ノックピンを入れる。サイズがばっちりなんですね。ラッキー
  ゴムラバーのボルトの山が崩れているのでダイス修正
  ブラックとクリアーで塗装。冬場はどうしても流れやすいので困ったものだ
  スイングアームを解体するためにエンジン下へジャッキで支える
  リアサスとリンクをバラシし、スイングアームを取り外した。外す前にフリー状態の動きを確認します。
  リンクロッドは錆びがあって塗装へ
  リアサスは洗浄してベアリングをグリスアップする。グリス切れに近かったようだ
  きれいになったサスペンション
  スイングアームも清掃して、ベアリングをグリスアップします。
  これもグリス切れに近い。つまり動きが渋くなりやすい。
  組み付けして軽さのチェック。見違えるほど良くなった。
  スイングアームにロックナットで締め付けします。専用工具があったのでそれで締め付けへ
  520用ドライブスプロケット。ボルトは6Kで締め付け
  ドリブンスプロケットは520のザムジャパン アファムですが。
  44Tです
  ドライブは14T
  リアサスとリンクを組み付けする
  事前塗装したホイールと新品タイヤを装着
  シートフレームの取り付け
  ハーネスと電装品を取り付け。
  スタンドを組み付け。かなりきれいになったよ。
  続いてリアキャリパーの分解洗浄
  錆びありで#1500のペーパー修正する
  パッドはSTD。
  マスター整備。ピストンはそのまま使用。洗浄のみ
  コアースバックステップを用意。かなりポジションがレーシーに激変します。 バック70mm アップ30mm。
  Rステップを組み付け
  プレートがめちゃ長い。バックしすぎじゃないかな?
  タンクの取り付けが厳しい。しかしなんとか未加工で組み込み成功
  オイル注入とエアー抜き。フロントより簡単に抜ける
  Lステップ取り付け。
  STDステップとのポジションの変化大きいでしょ
  ドライブスプロケットをトルクレンチでカチンと
  520のゴールドチェーン組み付け ピカピカに
  エンジン整備へ。クーラントを抜く
  ラジエターを外す
  キャブレターの取り外し。硬くて抜けませんね。汗
  なんとか格闘して抜けました。インシュレーターが無残にも破損
  ハンドルバーエンドを再塗装しました。
  続いてオイル交換へ
  オイルエレメントを交換します
  新品を用意。Oリングも交換しますよ。
  セット完了。Oリングはグリス塗ります。
  スパークプラグ交換。9番を使います。
  キャブレターの分解洗浄へ。元々不具合なく作動していたものなので、軽くすればOK
  フロート室と各ジェットをキャブクリーナーで洗浄
  ダイヤフラム、ニードルの上部を分解洗浄
  薄く縦キズがあります。#1000ペーパーで研磨修正
  パイロットスクリューも分解洗浄。中にスプリング、ワッシャー、Oリングが入っていて 大変見えにくい部位にあるため、慎重に取り除く。
  ダイアフラム押さえスプリングの1周分カット。ダイヤフラムが経年劣化により硬化しているため ニードル上昇が遅くなる。レスポンスを新車時に近づけるための処置。
  ダイアフラムの取り付け。キャブの円周に合わせて入れます。ずれたらNG。
  第2エアークリーナー。ダイアフラムの大気圧で出入りします。
  スポンジはボロボロ。撤去してレスポンス向上させます
  メインジェットはノーマル#85。なぜか89は#90。この際89と同じように#90へ変更。 もちろんエアークリーナーは加工します。
  油面は8mmで、少々ずれてましたので調整へ
  パイロットスクリューを組み込みして緩め調整1−3/4回転戻しへ
  インシュレーター新品を用意して組み込み
  完成したキャブレター。チョークバルブもリンクシャフトをグリスアップします。 ニードルがスムーズで4個とも同じ重さならOK
  マフラーを塗装します。程度のいいマフラーを事前に購入。中古は転倒キズのものがほとんどで 程度のいいものは皆無に近いが、美品が手に入ってラッキー
  サイレンサーをマスキング
  #400ペーパーで軽く研いでパーツクリーナーで脱脂
  耐熱ブラックとクリアーを用意して塗装
  ブラック塗装完了。気温が5度くらいなので、流れやすく時間をかけてやっていく。塗装は夏がベスト
  イグニションコイルの分解洗浄。ハイテンションケーブルがやや硬化しています。
  コイルのアース端子。錆びありでペーパーで落とす
  ラジエターのフィン清掃します。走行しているうちに細かい砂利が入りますから
  つぶれたところは精密ドライバーで修正。細かい作業なので疲れますね
  マフラーのブラック塗料が半乾燥したらクリアーを吹く。わあー、ピカピカに
  真冬なので、オーバークール防止の仕切り板を入れる
  マフラー取り付け完了
  満足の仕上がり
  外装とフロントフォークを88へ移植するため取り外しを実施
  タンクキャップは88専用のため、メインキーを交換する
  フロントフォークを取り外す
  フロントフォークは約6000キロ走行したもので、オイル交換しようと抜く。 あまりの汚れにビックリ!!
  88フォークを取り付けし、外装も黒へ変身中
  フォークオイルはカストロール ATF用を使用。油面は89mmへ
  フロント廻り取り付け完了
  スロットルワイヤーへATFオイル浸透潤滑させる
  スロットルワイヤーはフォークの内側を通すようになってますが、ハンドルを 切った時に動きが渋くなります。外へ取り回し変更。しかし右いっぱいにきると スロットル戻りが悪い。取り回しの検討が必要。
  ハンドルクリップの装着。中にボンドを入れて接着する
  クラッチレバーのグリスアップ。
  ライトバルブの交換。H4R 60/35WからH4 60/60Wへ
  H4バルブを入れようとすると爪位置が異なります
  H4アダプターを購入
  H4の下2本の爪をカット
  アダプターをセットする
  あとはH4バルブを入れ込み
  ラバーの取り付け
  LOビームが60Wになり、リレーユニットを追加取り付けした
  バッテリー+ターミナルとアース線を追加。
  マイナスはアーシング線の追加。プラスはライト用
  メーターの取り付け
  まず89CBRを完成させました。
  キャブレターの取り付け
  クーラント注入。タンクが外してないと入れられない
  キャブにガソリンを入れ、エンジンスタート。かかりません。火が飛んでない? イグニションコイルの3−4番が悪そう
  メインハーネスからイグニションコイルへの信号線に抵抗があることが判明。 断線?接触不良?結局端子の接触不良のようで、端子洗浄してOKに
  2時間かかってやっと始動。プラグ外して洗浄するのが涙汗でした。
  エアークリーナーボックス取り付け前に加工します
  エアークリーナーエレメント下のダクトですが、網の面積が狭すぎなので、 30mmの穴加工2個追加
  これで吸気抵抗が減り、パワーアップ??
  エアークリーナーエレメント新品を取り付け。結構部品高いのです。3500円強ですね。
  エアークリーナーボックス完成。いよいよ完成が見えてきましたよ。
  仮完成しました
  カウルの程度がいい
  当時にタイムスリップした感覚です
  試乗してみて、浅くFブレーキをかけると、レバーが抜けて入る?変だ。 どうもマスターに不具合ありそうと思う。そういえばピストンの入り方が無理に入れた感じ。 すなわちピストンとマスターの径違い?なぜかわからず、新品購入も考えたが、 NSRマスターなら在庫あるし、仮フィットさせるとOKじゃん。
  NSRマスターOHした。新品ピストンを用意
  取り付け完了。干渉はしないようだ。レバータッチはMC22以上に強烈レバーの遊びがほとんどありません。 カチッとしたフィーリング。ふにゃは一切なし。GOOD
  アーシングを追加して、シリンダーヘッドへ
  イグニションコイルへも。
  再完成。今度はOKか。
  2時間ほどのテストランする。気温は10度弱。すると街中走行だと水温が上がり気味。ラジエターの板をカットしました。
  スロットルケーブルの取り回しに不満(右一杯にハンドルを切るとスロットル戻りが悪い)があったので、MC22と同じにしてみた。
  いけるかな?
  しかし、ハンドルを左に切るとこのようにメーターへ干渉NGです
  結局、サービスマニュアル通りにした取り回しへ。これでいいみたい。
  ついでにエンジン始動のチョーク効きがいまいちなので、スタータージェット清掃しました。 詰まりはなく、なぜ?
  とりあえず、これでOKと判断し、最後にパワーチェックしてみました。いつもお世話になっている RSCさんへ
  2回パワー計測。1回目に全開にし、スロットル戻しの際、グレーの煙がもくもくと吐いてきた!! 2回目は全て煙だらけです。わあー!オイル下がりか上がりしている。またかよとがっくり。キャブが濃いなら 黒煙になるしね。
  結果は41.6PS。89CBRよりパワーが上であるものの、ピーク域のグラフが乱れている。オイル燃焼したためか。 ショップさんの意見はマシンも古くオイル上がりではないかと。となるとフルエンジンOHじゃないですか。ガックリ!!
  これは89CBRのデーター。比較すると、ピークから88に比べて落ち込みを見ると89が早い。ということは 88が濃いということはないはず。MJ#5番UPは正解。あとはオイル燃焼をなんとかしないとね。
  このまま放置して乗る訳にもいかず、とりあえず、シリンダーヘッドOHを開始
  キャブレターを外す
  クーラントを抜き取る
  ラジエターを外して、やっとヘッドカバーが外せる
  ボルト6個を外して、プラハンでたたいてカバーを外す
  カムが見えます
  カムギヤの位置(タイミング)を合わせる
  Rカバーのキャップ2個を外す
  大きい方のネジ山が壊れた。アルミなので軟く素材設計ミスだね。どうやって外すかな
  ドリルで穴明けして、マイナスドライバーでたたいて緩めた。大変で1時間も格闘した
  カムホルダーを全て外し、カムを取り除く。レイアウト通りに並べる
  シリンダーヘッド固定の12角ボルト(8mmソケット)を緩める。クーラントホース、オイルラインも忘れずに
  ボルトとカムギヤユニットを並べて置く
  シリンダーヘッドの燃焼室とEXポートのカーボンを落とすために、サンエスK1という 洗剤を使用しました
  アルミは3%以下でないと侵食されるそうで、2%とした。6Lのお湯に120g用意
  60度のお湯を注いで混ぜる
  あとはドブ漬けして24H放置。落ちるだろうか?
  ドブ漬けする前にバルブリフターを16個外します。マグネットで磁着すると簡単。中には シムが入っているので確認します。なくさないように
  24時間後見るとカーボン汚れが落ちているような・・・・・・・・・
  シリンダーとピストンもカーボン付着しているため、キャブクリーナーをかけて洗浄
  ヘッドは燃焼室が落ちていない。
  洗剤の濃度を2.5%にUPして24時間追加洗浄
  シリンダーはきれいになりました。しかし縦キズはないものの、ピンホールのような腐食跡が確認された。大丈夫?
  燃焼室はそこそこきれいになりました。あとは歯ブラシとキャブクリーナーで仕上げ洗浄
  EXポートがかなりカーボンが残っていて、キャブクリーナーで洗浄した
  燃焼室はオイルストンで仕上げてきれいにする
  EXポートは大変なので、この辺で妥協した
  新品ステムシール16個を購入。1個630円と16個買うと10000円オーバー
  ヘッドガスケット。これも購入。3000円オーバー
  Rケースのキャップもボロボロになったので購入。
  さていよいよOH開始。バルブスプリングコンプレッサーを使用
  バルブ、スプリング等を取り外す。コッターは特に小さいので要注意
  EXバルブ。カーボンがぎっしり固着
  外したステムシール。カーボンが外へ出ているので漏れは確実
  バルブへ通してみる。スカスカの状態は完全にご臨終。これはNGだった
  電動ドリルにバルブを付けて清掃します
  作業前のバルブ
  ペーパーで落としたバルブ。
  新品ステムシールを圧入取り付けする。斜めにならないように注意
  最後にスプリング等の部品組み込み。コッターがしっかり組み込みされていないと 後で大変なことになります。
  続いてINバルブへ。カーボンの量はEXより酷い
  シールもNGのようです
  ポートまでカーボンが入っている。清掃しないと
  16個全て組み込みし、本来はバルブのすり合わせなんですが、シール以外交換しませんし 漏れチェックだけはしっかりやります。
  組み立てに入ります。ノックピン2個をセットします
  新品ガスケットを置く。反っているものもあり、組み付け時に注意しましょう。
  ヘッドを組み込み。
  12角ボルトを締め付けします。
  センターからトルクレンチで少しずつ締め付けしていく。全数均等にトルクをかけていきますよ
  タイミング位置にクランクを回す
  オイルラインとクーラントラインを取り付け。Oリング入ってますから確認して 締め付けする
  カムギヤユニットの8mmノックピンが行方不明に。洗浄した時にどっかいったようです。 どうしようか?
  ヘッド用ノックピンを用意して、長さを7mmまで削った。これを使う
  カム位置を合わせて、カムホルダーを締め付け。位置あわせはなかなか難しい。締め付けすると 位置ずれしてやり直ししましたよ。
  カムホルダーをトルクレンチで締め付け。2番、4番、1番、3番の順で 最後にクランクを回して、位置ずれしないか数回確認。当たりもできます。 それと異常に重くならないかも確認。
  ヘッドカバーの組み込み。信越のシリコーンを塗ります。
  エンジン完成。
  クーラント注入。車体を水平にしないとうまく入らないようです。
  キャブレター組み込みしてガソリン注入。エンジン始動させます
  なんとかかかりました。2ストオイルをシリンダーへ塗ったので、NSRの排ガスみたい。しばらくすると煙もなくなり 排ガスの異臭は消えた。ヤッター!
  完成!!テストランして慣らし100キロ実施します。慣らしが終わり回して煙チェック。 もやもやと出てきた。ということはオイル上がりもしているということか。これを直すには かなり大変(リング交換ではNGだろう)と判断しあきらめます。OH前より少なくなってますし これで乗ります。
  走って気になったことが、チェーンからの振動共鳴音。ウォンウォンとうるさいです。特に50−70キロのスピード域。 ドライブスプロケットからしているようで、現在アファム製。ノーマルにはゴムラバーが付いている。何かないかと探したら ホーネット250の520−14Tありました。付けると異音しません。これでツーリングに行けそうです。
  完成記念撮影
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
長編ご覧になりましてありがとうございました
88CBR250Rも今年で24歳
部品もなくなりつつある中、本来の性能を取り戻す
べく、重整備しました。
とにかく、現行モデルにはない魅力はいっぱいあります
45PSのパワーで高速道路は快適
アルミフレームによる軽量化と高剛性
ハンドリングも素直で楽
燃費だって30キロはコンスタントに走る
一度きっちり整備さえすれば、あとは
基本整備だけでしばらく乗れます。
さて、これで今年のツーリングを活躍してもらいます。

最後にCBR250R MC19は最高だね!!
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