88NSR250R保存ステーションについて
88NSR250R保存ステーションをご覧になりありがとうございます。
88はご存知のように、1988年に発売され、1年限りで生産終了となり、89年型へ進化しています。
登録された88は2万台を超え、年間では最高のトップセールスを記録しました。
峠には多くの88があふれ、自分も毎週のように走ったものです。
現在は2009年、時が経つのは早いもので、あの時代から、すでに22年近くにもなってます。
22年ともなると、立派な旧車で、ホンダからの純正パーツも供給が大幅に減り、
維持することが大変になってきました。
とはいえ、まだ完全に手遅れという訳ではありません。
本気で維持したいオーナーさんは、下記事項を参照して頂き、実践することで、
1日でも永く、コンディションの良いマシンで楽しく乗ってもらえたらという
メッセージを発信します。
@ 今あるマシンをフルオーバーホール →
劣化部品交換、調整、グリスアップ、オイル交換などで
新車のポテンシャルを引き出します。本当の88性能を堪能したい。
A 部品取り車両を購入 →
新品部品も生産中止が多く、1つ1つ、中古部品を購入するより
安上がりでいいです。全バラシして、部品チェックからオーバーホールするのが望ましい。
B 新品消耗部品を購入する →
いつ生産中止になるかもしれないので、特にエンジン腰上や、
ガスケット、ベアリング、オイルシール類は充分以上ストックする。
C 中古パーツのストック →
電装系パーツは生産中止で新品は入手不可。中古はそこそこ出回っている
が、信頼性が低い。ということは少しでも多くのものをストックするしかない。
D オーバーホール済みエンジンストック →
2ストはエンジン寿命が短い。腰上オーバーホール時期
になったら、エンジン入れ替えして、降ろしたものをオーバーホールストックする。
いざという時に支障がでません。
E 日頃のまめなメンテ清掃 →
乗ったら必ず、マシン清掃し、タイヤ空気圧、チェーン、バッテリー
などのチェックを行い、未然にトラブル防止を計る。
F メンテナンス技術を身につける →
これは急には無理があるが、まずは、マニュアル、工具を
揃えて、自分のマシンは自分が医者になる気持ちで努力する。
これは維持のための必要条件です。
バイクショップがいつまでもサービスできなくなってきてます。
G 最後に究極ですが、自分のように近い形で、マシン複数台所有、パーツストック、
メンテ技術確立すれば、体が動く限り乗り続けれますよ。
Hこれから88NSRを所有したいと考える方へ
上記項目を読んで頂き、これはちょっと手が出せないかと思う方も多いことでしょう。
88NSRをコンディションよく乗るためには、情熱、資金、時間を多く要します。
それでもいという方は最低2台購入されて、1からレストアして組立することも
充分可能であり、88NSRポテンシャルを満喫できます。
とりあえずNSRを楽しみたいと考える方はMC21かMC28のコンディションのいい中古車をお勧めします。
現状に於いてトラブル発生確率が少なく、乗りやすいと考えるからです。
絶対性能で選択するのであれば、現行のスーパースポーツ600ccがベストな選択でしょう。
メッセージをご覧になっていかがでしょうか。
共感できる方と1人でも多くの人と、このサイトを通して、情報交換ができればと
思っての制作です。
今から維持に対して、努力したい方も大歓迎します。
その時は掲示板へじゃんじゃん書き込みしてください。
短いようですが、このサイトの主旨をページとして作りました。
正ちゃん管理人